非常用持出袋(自宅編)2

持出袋.ヘルメットと前回まで、書き込みましたが。身の回りで残るは、靴です。


なぜ靴の用意が必要なのでしょう。普通に玄関で履きかえれば良いのではと考えるのが普通ですね。
ところが、寝室や、避難するための通路付近に大きなガラスや、鏡などがあり其れらが飛散してしまった場合に受傷するケースが、あるからです。最近では厚手のスリッパを枕元に備えましょうなんて、TVでも放送されてますね。しかし、現実に実行できる方は少数でしょう。

そこで、提案。備えとしてガラスや鏡は、飛散フィルムを貼り、食器などは飛び出さないように食器棚の固定や扉のマジックテープなどでの補強、それでも飛び散るようであれば、付近にあるものを床に投げその上を歩きましょう。最悪、裸足のままで避難することも想定し、リュックの中にスリッパや、ビーチサンダル・カンフーシューズなど出来るだけ、かさ張らないものを入れておきます。靴は安全靴が一番ですが、一般家庭にソンナものはありませんので、履きなれているスニーカーなどがよいでしょう。注意すべきは、破傷風の原因となる釘やガラスなど踏みぬかないよう注意することです。

雨具・防寒具
雨具は携帯用レインコート、防寒には保温効果のあるアルミシート(サバイバルブランケットなど)を用意。レインコートは、頭から被ることができるポンチョなどが良いと思います。出来るだけ耐久性、通気性のあるものがよい、ビニール製などは破損しやすいので不可。ポンチョは其のまま座れば、トイレなどの際にも活用できます。避難時には家族同士で確認できるよう、出来るだけ明るい色で、背中などに名前を書き、目立つようにしましょう。避難所内での防寒にも役立ちます。アルミシートは、風に非常に弱く屋外で使用する際にはテープなどで固定する必要があります。隙間などがあると十分な効果を得られ無い場合があります。ポンチョなどの下にアルミシートを、被れば、より保温効果が上がります。