月別アーカイブ: 2012年7月

防災食ラーメン

流石にこの時期になると、暑いですね~。暑いときには熱い非常食を。・・ということで「おいしいシリーズ」の、防災食ラーメンのネットショップ用の画像を撮るという言い訳をしつつ、ご紹介します。

美味しい防災食 ラーメン

こちらが「美味しい防災食 ラーメン」です。賞味期限は驚きの5年!スタンドパックで非常に軽くて保存場所もとりません。切り口が上下2か所ありますが、上はお湯を注ぐ時、下は食べる時にカットすると食べやすくなります。それでは開封~。

入っているもの

中には麺と共に、具とスープの素、フォーク、密封用のシールが収納されています。

開封したところ

麺は、このような感じで一見すると生麺のように見えますね。お湯を注ぐ前に具とスープの素を入れます。パッケージの目印のところまでお湯を入れて4分待ちましょう。

付属のシールで密封

付属のシールで密封します。濃口が好きなのでお湯は少なめです。
画像を撮っているうちに、4分経過 急がねば。

丼に盛りつけ

スタンドパックは、そのままで食べられるのですが、今回は用意した丼に移しました。

出来上がり

出来上がりは、こんな感じです。どうです程好い、ちぢれ加減で美味しそう。
困ったことに、8分経過・・伸びはじめています。しかし、インスタントラーメンは固め、カップめんはやや柔らか目が好きなので、このままトライします。感想・・・久々に食べましたが、すごい発見4分より美味しいじゃありませんか!のびているという感じは左程なく、麺もスープもナカナカです。
プライベート保存食に決定。

ごちそうさま

年齢にもよるでしょうが、非常に満腹です。非常時にまず重要なのが炭水化物・塩分・水分の補給といわれていますので これ一つで摂取可能ですね。さらにゴミの少なさも重要です。

ごみも少ない

丼は再使用しますので全てのごみをまとめまして これ1個だけでした。素晴らしい。
缶や、容器などを使用しているタイプの欠点はゴミの容量といえますので優等生といえます。
「美味しい防災食 ラーメン」

首都圏外郭放水路

所属している火災予防協会の、日帰り研修で「首都圏外郭放水路」を視察してまいりました。
TVなどで紹介されているので、実際に見学できるのを楽しみにしていた施設です。

埼玉県春日部市の国道16号直下、深度50mにある世界最大級の地下放水路で台風・大雨などによる中川・倉松川・大落古利根川等周辺河川の増水時、洪水を防ぐため流量容量を超えた水を貯留し、江戸川に配水する。そのため地下河川であるとともに巨大な洪水調整池としての機能があり、洪水常襲地帯であった倉松川流域などで洪水が減少したそうです。

管制室の様子

管制室の様子です。TVなどの特撮の基地として使用されることもあるようです。
こちらで、地下にあるポンプ(ジェット機のエンジン使用)4基で排水を制御しています。

二酸化炭素消火設備の起動装置

制御室の内部に二酸化炭素消火設備の起動装置が並んでいました。
相当数のボンベが置かれているんですね。

巨大水槽「調圧水槽」へ

今回は、江戸川へ水を流すため地下に造られた長さ177m・幅78m・高さ18mに及ぶ巨大水槽「調圧水槽」の中に入ります。奥に見えている建物が制御室のあった建物で、入り口はこのようなところにありました。こちらの芝はサッカー場になっていましたが地下すべてが水槽になっています。
階段で降りてゆきます。

第1立坑

地下に降りると、そこには第1立坑があります。第2~5までは河川と繋がっていますが第1は江戸川へ放流するためにあるようです。このなかにスペースシャトルや自由の女神が、スッポリ収まるほど巨大です。運よく、見学できましたが数日前までの大雨で貯水されていたそうで当日に配水が完了し見学することができました。ありがたいことです。

振り返ってみると…

振り返ると、そこには巨大な空間と柱があり。まさに神殿のようでした。パノラマで撮ってみました。少しわかりにくいかもしれませんがご容赦ください。

こちらの施設、よく近所でも見かける治水地と役割が同じですが、規模が全く違います。これらの施設のおかげで、洪水による甚大な被害が減少されていることを再認識しました。
津波にも応用できればよりのですが、水量がまるで違いますので難かしいのでしょうね。
機会があればぜひ訪問してみてください。ただし予約が必要とのことです。