発電機 2

本日、ホンダEU16iを納品してきました。有難うございました。ご近所の居酒屋さんです。今度お邪魔(飲みに)します。
複合ビルの1階で営業されていましたので、営業中でしたので非常時に分電盤との接続についてお話しできませんでした。機会を見てご説明に伺います。
戸建てなどの場合、いちばん簡単なのは発電機と外部のコンセントを、オス~オス延長コードで接続することです。
ただし、分電盤の主幹をOFFにしエアコンなどが200Vの場合回路もOFFとする。
基本的には、非常時の使用なので必要のない回路は安全面と発電機の負担も考慮しOFFにする。

しかし、このような使い方は本当にホントに非常の場合のみです。(当たり前ですが・・)

ビルなどの場合は、外部コンセントなどは回路経路が単純なものばかりではないので、店舗のみの回路を生かす場合は店舗専用の回路と接続が必要となります。火災などの原因となる場合もあるので必ず回路の安全を確認する必要がありますが一般の方には少し難しいと思います。回路に異常がある場合、発電機や分電盤のブレーカーが、トリップしますので確認が可能ですが・・・。

おおざっぱな説明ですが被災した場合。宅内の回路の絶縁状態の確認。その後、発電機による処置。電力の復旧後の処置(発電機撤去)。という順番になります。

本来非常時には、仮設の照明やドラムコンセントを使用して燃料を節約し必要な時のみ使用するのが現実的です。

備える場合。可能であれば新築時に、非常電源の切り替え器などを設けていれば安全面が確保されます。
切り替え器は、手動式と自動式があり工事店にて取り付け可能です。既存に取り付ける場合は切り替えBOXの増設と東京電力への相談や申請が必要です。

発電機がある=家の電気がすべて使える。ということではありません。
発電機の容量や、燃料、近隣への配慮(騒音)・協力など日ごろから話し合うことが必要です。

消防用設備などの非常用発電機なども、基本的には動力(200v)出力ですが別途100Vの端子があり取り出すことが可能です。(計画停電時に実際に使用していた施設もあります。)

しかし、最終的に被災規模が大きく燃料の供給が遅れた場合別途熱源や照明手段を考える必要があるんですよ。
別途その辺も書き込みたいと思います。